マンションの天井防音仕様の強化

 震災や業界の原材料コストの関係で防音材の更新が行われました。防音職人の取引先においても一部変更が生じたため、設計仕様を補強しました。

 天井騒音の固体音(足音、落下音など)の周波数に併せて、防音設計仕様を一部変更し、費用対効果を勘案して見直しました。制振材を2種類導入し、従来の遮音材・ボードと併用することでバージョンアップを図りました。

 マンションの生活防音では、これで改良は基本的には完了です。あくまで生活騒音レベルですが、板金・機械設備、車などの車両など異業種の防音材を導入しました。これに防音建材を加えて総合化したものです。

 天井スラブ面から約183ミリ~185ミリ(仕上げ面含む)で、既存内装を再構築できます。

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