このページは、最新事例(主に木造防音室)および28年以上の実績を踏まえて、防音材について更新しました。
防音材は大別すると「遮音材」「制振材」「吸音材」があります。専門的な防音専用材だけでなく、一般的な建築材についても同様な機能を持つ製品があり、専用の防音材と併用することで質量則を超える効果を発揮することができる場合があります。
次のページに随時、防音材情報などを追加していきますので、御覧ください。
→防音材の概要
*下の参考資料は情報としては古いですが、内容には変更はありませんので、現在も活用できる内容です。合わせて木造防音室の設計にご活用下さい。
——-(参考資料)
防音材は、相性の良いほかの防音材や建材と一緒に使用すると、相乗効果で、質量則を大幅に超えた防音性能を発揮できます。
特に、マンションの間仕切りや木造住宅の外壁・天井などで、D-60の遮音性能を出すことも可能です。
防音職人の設計・施工する防音室では、予算が許す場合は、厚さ12ミリ以上の合板と、遮音マット(合成ゴムと樹脂の加工品)、制振材などを併用します。この遮音マットは、全ての周波数に対して、コインシデンスなど遮音低下を起こすポイントがなく、ほぼ右肩上がりの遮音性能を示します。
これと制振フェルト、吸音ウールが防音職人の主力の防音材であり、DIYにおいてペットや子供にも安全な製品です。臭いが余りせず、触っても安心です。しかも耐久性があり、長持ちします。
*制振フェルトは厚さ約6ミリのポリエチレン繊維のフェルトですが、撥水性・耐久性・復元性に優れ、防音カーペットなどの下に敷くと、足音などの振動音を軽減します。無臭でちくちくせず、ハサミで簡単にカットできるため、DIY防音では非常に高い評価をいただいています。
木造住宅の壁や天井に、遮音マットRを2重張りして、結露・気密対策を施し、通常のPB・合板を施工するだけで、500Hzにおいて30dB以上の遮音性能をアップさせることが出来ます。木造住宅との相性がよく、費用対効果はかなりのものであり、防音室などの依頼者からも高い評価をいただいています。(遮音マットは、個人ユーザーのかたにはお分けできます。防音職人のサイトから御問合せください。)
*壁・床の防音材
*遮音マットを始めとして、防音職人で扱う防音材には、鉛や揮発性の有害物質は一切含まれていませんので、安心して使用できます。