ものづくりと防音設計

私は、地味でも独自の技術・設計手法、施工チームを持つことが、確実な商いに結びつくと考えて独立開業しました。
現在でも、まったくその考えは変わりません。不況で経営が苦しいときでも、本道を信念をもって歩めば、必ず理解してくれる依頼者が現れると思って、 ウェブサイト作りと相談業務に力を入れてきました。また、歴史的な建物・工法に学び、在来工法と独自のアイディアを組合せています。
防音の手がかり

この回想・備忘録は、ウェブマスターである私の率直な心情、経験をランダムに述べたものです。防音対策やものづくりは現場での手作りが重要で、 手抜きをしない手仕事が大事だと思います。ホームページも自分のオリジナルな言葉で語ることに意味があると考えています。


防音職人の夢

相談業務とオフィス

私は、防音工事など具体的な対策に移る前の相談など、コンサルティング業務の拠点となる事務所を持つのが夢でした。 (今は自宅兼用の仕事場+国立の喫茶店で対応)
さらに、防音効果を実験できる研究室が欲しいのですが、現在は担当現場や自宅での検証を中心にデータ・資料をストックしているところです。


防音設計・コンサルティングの道に入った契機

DIYの防音対策

初めて業務用のホームページを立ち上げた頃は、住宅建築の施工不良などのコンサルティングを中心とした無料相談を行っていました。
そのうち、マンションの騒音対策の相談が増え、私のマンションの生活騒音と遮音性能などの欠陥に関する体験談について、問合せが多くなり、 防音設計及び工事のサポートを担当するようになりました。
防音の道へ

さらに、サックスやグランドピアノの防音室に関する設計をお受けするようになり、生活騒音対策、楽器の防音対策が主な仕事になっていきました。
ピアノ・楽器防音

一方で、リフォーム工事現場で知り合った業者や職人と連携しながら、運営するウェブサイトなどのコンテンツを拡充し、運営する主なサイトの 名称を「防音職人」に統一しました。
私自身が、手作りのホームページ、DIY防音などが好きだったこともあって、手作り・物づくりを重視する意味を込めて、名づけました。


ホームページづくり、ブログ

自作のイメージ・スケッチ

私にとって、ホームページとは、人と情報の重要な「つながり」です。1つの小さなウェブページの発信力は小さいかもしれませんが、 2つ、3つと、リンク先が増えていけば、ネットワークとしての情報発信力が少しずつ強くなります。

また、遠方の知人や相談者とのコミュニケーションのツールとしても有効であり、自分のプロフィール、近況報告(ブログの日記など) にもなります。
住まいと暮らしのリンク

このページの右側のスペースに、注目トピックやゲストブログ、知人、お気に入りのウェブページをリンクしていますので、 ご覧いただければ幸いです。

思えば、初めてホームページを作ったのは、2003年の春でした。その年の冬に会社を辞め、翌年(2004年)の春に、業務用の情報サイトを 作り始め、同年8月に独立開業しました。
まったくホームページの知識はなく、プロバイダが用意した雛形に文章や画像を入れて少しずつ慣れていくことから始めました。ネット上で 知り合いになったリンク先のウェブページを部分的に参考にしながら、ネット上でHTMLの記号を覚えながら手でべた打ちしていきました。

今現在も、大した知識もデザイン技術もありませんが、とにかく必死で夢中で作り続けてきました。
これからも、コツコツと試行錯誤しながら作り続けて行くことでしょう。どうぞ、よろしく御付き合いください。


防音職人のウェブページづくり

私の運営するホームページ、ブログは、自己流の試行錯誤の連続です。しかしながら、基本的にそれでいいと思っています。 ウェブページのDIYは、非常に時間と手間が掛かりますが、内容が特殊なため、普通の外注が出来ず、部分的にシステムの構成、雛形、 イラスト作成などを知人や大学時代の先輩に依頼しながら、改造を続けています。

その中で、ブログ機能を組み込んだウェブページのツールは非常に便利で、とくに知人に助けていただきながら活用しているところです。 日記のように記事を投稿しながら更新できるので、私のような仕事に追われる自営業には向いているものだと思います。

2011年から、上記のツールを一部取り入れ、静的なHTMLページと組み合わせて使っています。また、通常のブログも非常に役立っており、仕事の 相談者からはブログの事例が大変参考になりました、と言われることが少なくありません。

ちなみに、一番重要なのは、システムやデザインではありません。発信するコンテンツの中身です。これをいかに充実させるかが最も重要な課題だと 思っています。相談者、知人、提携先などからもたらされる情報、ご意見を活かしながら、出来る限りより良い方向にレベルアップしたいと願っています。


変わらぬ職人の利休饅頭づくり

銘菓に限る

仲屋本店の代表者(川部治四郎さん)は、私の母方兄弟の親戚に当たります。明治の創業から五代目の主であり、昭和両陛下にご賞味いただいた銘菓 の変わらぬ味を守っています。
他の老舗がそうであるように、代々引き継がれた職人技と品質管理、妥協を許さない姿勢は、まさに職人としての真心がこもっていると思います。 (私の記憶では昔と変わらぬ味です)
*保存料等添加物のない、黒砂糖・小豆による薄皮の風味豊かな饅頭で冷凍保存もできます。ご注文は、お電話・FAXで、お気軽にどうぞ。

私の祖父が、よく家族に言っていました。量より質「銘菓に限る」と。誠実そのものの職人気質は通ずるところがあり、上記の川部家とは特に仲が 良かったのだと思います。私も職人技を生かすための仕事を続けたいと願っています。


街づくりと財布を拾った想い出

自作のイメージ・スケッチ

私はサラリーマン時代、都市住宅公団(後の「都市再生機構」)の開発地区や住宅関係の仕事をしていました。打ち合せの前に早めに現場事務所に 行き、よく近所の公園で時間を潰していました。

そのせいか、若いお母さんが落とした財布をよく拾いました。私も時間がないし、地元の交番の所在地を知らないので、すぐに公団の総務課に届けて いました。打ち合わせが終わった頃には、落とし主が公団事務所に現れ、御礼の言葉とお菓子をいただくことがありました。

そうしたら、公団事務所のある課長が真面目な顔をして「謝礼をもらわなくていいんですか?」と言うのです。私は即座に「さきほどの住民のかたは 公団が開発・整備した地域の住民ですよ。言わば公団のお客様でしょう。貴方は、そんな人から謝礼をもらいますか?」と返答しました。

それに、懸命に子育てをしているお母さん方には、私は意外と信用され、子供に近寄っても嫌な顔をされたことはありません(笑)。私には子供が 居ないので、余計に子育て中の母親に対して好意的に見ています。
街づくりとは何か?国の関連機関である公団ならなおさら、市民あっての組織です。 住宅やまちづくりに携わる人たちは、住民、とくに子育てをしている家族、それを支えてきた高齢者の顔を思い浮かべながら仕事をして欲しいと 思います。

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