防音職人は一つの体験から始まった

防音相談

私は、防音設計の業界に入る前は、公的機関の「街づくり・都市整備、建築計画」の仕事をしていました。当時の住宅はマンションタイプの 集合住宅や戸建ての団地(大規模開発、ニュータウンの一部)が主な対象で、民間主体のマンションのレベルはよく知りませんでした。

この業界に入ったのは、自分が購入した民間デベの分譲住宅(マンション)における生活騒音と遮音性能の欠陥問題・相談に取り組んだことが きっかけでした。
業界の水準や建築士などの防音設計のお粗末さに驚き、会社勤め時代に必死で勉強し、情報を収集したことが現在につながっています。
マニュアルや専門書も現場と乖離していることが多々あり、これを補正して防音効果を高めることに苦心しました。

机上の理論を現場で検証することの重要性を身をもって体験し、現場の実践経験を積み重ねながら独自の設計仕様・工法を開発しました。
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実績・実例は机上の理論・マニュアルよりも強し

事例とイメージ

住宅の生活・楽器防音に関しては、現実的な優れた設計仕様・工法は業界やマニュアルにはなく、実践経験をもって自分で習得するしかなかった のです。自宅マンションや知人の自宅を実験台にして多くを学びました。
→ 生活防音の体験
→ 住宅の防音設計・対策の現状

私は、一般住宅や木造家屋では、薄い防音構造、費用対効果の高い現実的な仕様・工法しか、課題や問題を解決する方法はないと考え、 現在も追及し続けています。


防音職人の3つの決意

「頭を絞っても知恵が出てこなくなったら事業を辞める。」「製品メーカーの自己申告を鵜呑みにして言い訳したらお終い。」 「現場のフィードバック、体験を反映させない防音設計は死んでいる。生きた対策を目指せ。」この3つが防音職人の屋台骨です。

常に前を向いて、まっとうな商いを続ける。目先の欲にとりつかれて中身のない、魂のない仕事をやったら「防音職人」の看板をおろします。