楽器・ペット騒音対策

 ピアノなど楽器の防音対策は、簡易防音・DIYレベルでも、かなり遮音効果を高めることが可能です。

 たとえば、調律師のかたなどが比較的よくやる方法ですが、天井にピクチャーレールをつけて布をぶら下げ、カーテンレールにダブルの厚地のカーテンをぶら下げたり、カーペット・吸音性のある家具などを配して、室内の吸音率を高めて、音漏れや過度の反響を減らすことです。

 これにより、遮音材など防音資材ばかりに依存することなく、防音効果を向上させることが廉価で実現できるのです。

ペット鳴き声の防音対策
 室内の吸音性を高めることが、最も重要で余りお金がかかりません。床には遮音マットとコルクマットなどを併用すれば、壁・床に関してはDIYでも十分防音効果を出すこことが可能です。
 この場合、ペットや子供に安全な素材、濡れても腐らないような素材が望まれます。
*小型・中型犬の鳴き声の周波数帯は250~1500Hzの範囲ですので、この帯域で透過損失(遮音性能)の高い防音材を選定する必要があります。
*施工に際して隙間処理など遮音欠損を出来る限り小さくして、防音効果を高める工夫が、高音域の鳴き声については特に重要になります。

ピアノなど楽器の防音対策
 同様に、天井・壁・床の吸音性を高める工夫が重要で、床・壁に関しては、ペット対策と同様にDIYでも、かなりの防音効果を出すことが出来ます。

 このページでは、床の簡易防音を実際のDIYモデルでご説明いたします。※通常のピアノなど防音室や防音工事については、天井・ピアノ防音(防音職人運営サイト)をご覧ください。

マンションのグランドピアノ室の床防音DIYモデル
 高層マンションの二重床の上に、DIYで防音対策を行ったモデル事例です。
*振動音(重低音)は15~20dB、空気伝播音は30dB程度軽減できました。
*マンションの床の既存の防音性能がD-45程度ありましたので、昼間なら全く問題ないレベルまで遮音できました。
*施工単価:約1.1万円/m2(DIYなので作業費は無しです)

 既存のフローリングの上に、市販のタイルカーペットを裏返しにして、床面に全面的に敷きます。
*次につなぎ目をアクリル気密テープでシールします。(布製ガムテープでも代替OK)
 この上に、防音職人の遮音マット(厚さ3ミリ、面密度:約6kg/m2)を3重に敷きます。
*同じく、つなぎ目をシールします。
最後に、タイルカーペットを通常に敷きこんで完成です。

 既製品の防振台などに比べて安く、また部屋全体に施工しても、余り費用がかかりません。(ペットの鳴き声対策にも十分です)